TOP > 子犬に重要な社会化期

子犬の社会化期とは、子犬が飼い主(ブリーダー)や犬舎スタッフ又は、外部の人間や犬などになついていく過程のことを言います。この時期が最も大切な時期であり、子犬の生涯を決めるほど重要な時期なのです。子犬の成長過程は、

1、≪新生時期≫0~2週

2、≪移行期≫2~3週

3、≪社会化期≫3~12週

4、≪少年期≫4ヶ月~1年

の4段階に分類されます。一般的に、子犬を迎え入れる時期は生後60日以降が望ましいと言われていますが、ペットショップで販売される子犬は、早ければ生後40日頃から陳列販売されます。

望ましいと言われる60日と比較すると、3週間くらい早いんですね。迎え入れる飼い主様から見ると、絶対に幼齢期のほうが可愛く見えてしまうでしょう。私もそんな考えの一人でした。小さければ小さい時ほど可愛く見えるのは当然の事です。

この可愛らしさが商売の武器として、ペットショップでは幼齢期の仕入・販売が大変重要視されています。単純に高く売れるのが幼齢期だからです。「高く売る=利益が出る」訳ですから、子犬の気持ち・ストレスよりは商売として利益を選択するのでしょう。

ペットショップに行くと店員さんが近寄ってきて必ずプラス思考の物事を言い並べます。そして少しずつ購買意欲を高めていきながら、「抱いてみますか?」の決めゼリフが飛び出します。この瞬間、店員さんの勝利がグッと引き寄せられます。こんな可愛い子犬を抱いてしまったら誰だって、グラッときますよね…。

しかし、これがそもそも間違いだという事を後から知りました。子犬と飼い主様の「不幸の始まり」とも言われているのが、重要な社会化期をこのような環境で過ごしてしまった場合の殆どの事を指します。これは、後の問題行動に繋がる一番の根拠である為、優良なブリーダーであれば、絶対に幼齢期に引き渡しをするようなことはしていません。

ブリーダーは、自分の犬舎で産まれた子犬をいつでも我が子のように思い接しています。ですから、十分に育ち切れていない我が子を、自分の手元から離したりはしません。問題行動を起こした犬の行く末の現状を嫌というほど知っていますからね…。私たちの考えと共通するブリーダーということになります。

【問題行動の代表的な例】

1. 幼い時から外で飼われた犬には、噛み付く、ムダ吠えなどが多い。

2. 遊んでもらったり、散歩したり人間との接触が不十分な場合、飼い主や仲間から孤立し非社会的になってしまう。

3. 過保護に育てた場合は、依存心の強い子になり社会に適合できず情緒不安定になる。また自分を人間と思い込み社会化が上手くされない性格になり、他の犬に攻撃的になったり、極端に物怖じしたり性的にも不能になることもある。

一方、母犬や兄弟犬から引き離すのが遅れると今度は犬仲間におぼれ、人間との連帯感が持てずしつけや訓練がむずかしい犬になってしまいます。このような考え方からも、当店では子犬の情報のみいち早くお客様へ提供する事を心がけ、早い段階で飼い主さまが決まった場合でも、生後56日くらいまでは、お引渡しをお待ち頂いています。

この聞き慣れない56日とは、ちょうど8週間という事ですが様々な視点で非常にメリットがあります。デメリットなど全く有りません。もちろんまだ十分小さくて可愛らしいです。非常に長い文章ですが、専門家の提唱をリンクしています。

是非ご一読頂ければ納得して頂けるはずです。既に日本でも環境省において法改正の動きが有り、近い将来間違いなく幼齢犬の販売は規制されることになるでしょう…。

ペット販売「8週齢規制」の行方

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参考サイト犬の問題行動

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